環境

1993年
「間違いだらけのリサイクル」を執筆、発行…、当時、25歳で、日本最年少の環境問題の専門家となる
間違いだらけのリサイクル

200ページを超える単行本「間違いだらけのリサイクル」(日本経済通信社)を、 若干25歳のときに執筆、発行。
「空き缶、牛乳パックのリサイクルは何のため? 『地球にやさしく』のウソ」というサブタイトルに、 発売と同時に、そのセンセーショナルなテーマと内容に、社会的に大きな衝撃を与える。
当時、大学院の学生だった筆者が、年間100カ所以上の全国のごみ焼却工場や最終処分場、 回収・リサイクル業者、自治体、市民団体、企業等々を実際に取材してまわり、 ごみのリサイクルの実態を以下の目次としてまとめた。

第1章 あなたはなぜ、リサイクルをするのですか?
第2章 牛乳パック・リサイクルは環境破壊!
第3章 リサイクル、みんながやるだけ損をする⁉
第4章 自治体は「リサイクルなんて、どうでもいい」と思ってる⁉
第5章 リサイクルをできなくしているODA(政府開発間援助)
第6章 こうでなければリサイクルは成功しない 〜スウェーデンの場合〜

この本の発売後、日本中の議員や専門家、マスコミ等から激励を受ける。
東京都の職員、500名の前での後援会に呼ばれたり、NHKラジオに出演したり、 テレビ朝日の「ニュースステーション」等、数多くのマスコミで紹介された。
また、国立群馬大学や東京家政大学等、多くの大学で大学受験入試問題として出題された。
さらに、「現代社会に生きる私たちの読むべき本」として、 1962年に出版された、環境問題のバイブルである、レイチェル・カーソンの「沈黙の春」や、 アメリカのゴア元副大統領が推薦し話題となり、環境ホルモンを提訴した、 シーア・コルボーンの「奪われし未来」等と並び、選出されている。

「間違いだらけのリサイクル」の全文を読む

1994年
株式会社日報に入社…、日本で唯一の環境・廃棄物リサイクルの専門誌「月刊廃棄物」の編集長業務を10年に渡り遂行
月刊廃棄物

1975年創刊、日本で唯一の環境・廃棄物リサイクルの専門誌「月刊廃棄物」。
毎号300ページを超える圧倒的なボリュームと情報量は、世界的に権威ある専門誌の一つとして有名。
各省庁、自治体、廃棄物処理・リサイクル業者、各企業、学校等が主な読者で、毎月27,000部を発行。
ごみ処理・リサイクルの実際的な解決方法を具体的に紹介する廃棄物問題の総合誌であり、 環境保全と再資源化の提言誌でもある。
この「月刊廃棄物」編集部において、1994年から2004年まで、10年間に渡り、編集長業務を遂行。
日本で最も環境問題において、情報が集まるデスクといわれ、 各省庁の官僚や政治家、マスコミ等に環境問題について伝授、レクチャーするという立場も務めた。

「月刊廃棄物」の主な目次を読む(1996年7月号〜2004年2月号)

1997年に「月刊廃棄物」に掲載していた人気連載「リサイクルの文化論」(第1回〜第7回)を読む

1996年
世界で第2位、毎年17万人が来場する、環境の総合展示会「NEW環境展」を主宰

1992年から、東京・晴海で始まった「廃棄物処理展」は、 1996年に東京ビッグサイトに場所を移し、装いも新たに「NEW環境展」としてスタート。
主に、この時点から主宰として取り組む。
毎年、5月下旬の4日間に17万人が全世界から来場する、環境の一大イベント。
再資源化(廃棄物・リサイクル、収集・運搬、サーマル)、 水・土壌・改善、バイオマス、エコサポートといった産業分野の 約600社が出展、プラントや機器等のその場での商談等も行なわれている。
環境省、経済産業省、国土交通省、農林水産省、文部科学省等、主な省庁は全て後援している。

NEW環境展