野外音楽フェス

1991年
東京ドーム・後楽園ゆうえんちにて、大人のための夜の遊園地「ルナパーク」の企画に携わる
ルナパーク

延べ100万人を動員し、社会現象にまでなった、東京ドーム・後楽園ゆうえんちで開催された、 “大人のための夜の遊園地”を実現させた「ルナパーク」に、企画にて参加。
フリーマーケットやアート・イベント、野外音楽ライブ等々、さまざまなイベントの企画・立案に携わる。

1991年
「夏だ! レゲエだ! 牧伸二!!」を主宰…、後楽園ゆうえんちに2,000人を動員
牧伸二

「あ~、やんなっちゃった」でおなじみの、ウクレレ漫談で有名な牧伸二をレゲエで復活させる ビッグ・プロジェクト「夏だ! レゲエだ! 牧伸二!!」を主宰。
そのメイン・プロジェクトとして、1991年8月25日に、後楽園ゆうえんちの野外劇場にてライブを開催、 2,000人を動員し、各新聞等でも紹介される。
同時に、CD「ヤンナッチャッタ・レゲエ」をリリースし、一大ブームとなった。
その後、牧伸二は、ウクレレ仲間である高木ブー、サザンオールスターズの関口和之と共に 全国の「クラブ・クアトロ」ツアーを緩行する。

1992年
「レゲエ・ジャパン・スプラッシュ」にて、世界初の、ごみリサイクルシステムを構築

1985年から続いている歴史ある野外音楽フェスの元祖「レゲエ・ジャパン・スプラッシュ」。
2万人以上を動員する、その巨大なイベント会場で、一日に排出されるごみの量は、なんと13t!!
そこで、主催者側は、当時、廃棄物のリサイクルシステムについて大学院で研究していた伊藤吉徳に依頼。
100名のボランティア・スタッフを集め、徹底した、ごみの分別、最先端のリサイクル技術、 そして、全てのごみのリサイクル・ルートの確立を実践し、会場の敷地内から一切のごみを出さないという、 野外音楽フェスにおける、世界初の、ごみリサイクルシステムの構築に成功。
この画期的なシステムはその後、国際環境NPO「A SEED JAPAN」に引き継がれ、 タワーレコードの強力なバックアツプのもと、「フジロックフェスティバル」や「サマーソニック」、 「ap bank fes」や「ライジング・サン ロックフェスティバル」などに導入されている。
世界のビッグ・アーティストたちは環境問題等、社会的なメッセージに共鳴する。
ごみリサイクルシステムを導入した、世界で最もクリーンな日本の野外音楽フェスは、 世界のビッグ・アーティストたちから熱くリスペクトされており、注目の的。
このシステムは、世界に誇れるものだと絶賛されている。

1998年、1999年
環境問題とクラブカルチャーを融合させた、画期的な社会現象、「レインボーパレード」を主宰

レインボーパレード レインボーパレード レインボーパレード レインボーパレード

レインボーパレード

1998年と1999年に開催された、環境問題とクラブカルチャーを融合させた「レインボーパレード」を、 NPO法人「レインボー」の理事、主宰者として邁進。
ダンスミュージックで踊りながら、地球温暖化を訴えるという、 この画期的な超巨大イベントは、当時、社会現象となった。
渋谷から原宿の間の公園通りや明治通り、表参道などを、テクノやハウスやトランスやドラム&ベースなど、 DJブースとサウンドシステムを搭載した数多くのトラックが爆音を鳴らし、 その後を多くの若者たちが踊りながら、行進する、このパレードは、 厚生労働省や外務省、文部科学省や環境省、警視庁や東京都などの後援を得、各年とも2万人以上を動員した。
さらに、「レインボーパレード」開催に合わせて、雑誌「レインボー」も1998年、1999年に発行、 環境問題と音楽の融合したライフスタイルを提案し、話題となった。
室町時代より続く能楽囃子「大鼓・小鼓」の家・大倉流大小鼓宗家故大倉長十郎の長男であり、重要無形文化財(人間国宝)である大倉正之助の薪能の奉納をオーガニックコットンを用いたファッション・ショーとコラボレーションさせたり、また、1998年の「FIFAサッカー・ワールドカップ・フランス大会閉会式」において次期開催国の代表として出演し、北野武監督の映画「座頭市」の和太鼓サウンドを手掛けるなど、日本を代表する和太鼓奏者・林田博幸とドラム&ベースのコラボレーションを実現させたりと、「レインボーパレード」は注目の的だった。

「レインボーパレード」の詳細を読む

「レインボーパレード」のドキュメント動画をYouTubeで観る

レインボーパレード

雑誌「レインボー1998」に掲載された
1997年の第1回の「レインボーパレード」と1998年の第2回の「レインボーパレード」についての解説を読む

雑誌「レインボー1998」に掲載された
「ドラム&ベースとシャーマニズム」を読む

雑誌「レインボー1999」に掲載された
「レインボーパレード誕生秘話 世紀末、レイヴカルチャーと地球が出会った」を読む

2000年
日本クラブ史上最大の4万人を動員し、伝説として語られている大野外音楽フェス
「THINKING EVOLUTION」を主宰

THINKING EVOLUTION THINKING EVOLUTION THINKING EVOLUTION THINKING EVOLUTION THINKING EVOLUTION

2000年6月4日、原宿の代々木体育館横の野外のオリンピックプラザで開催し、環境問題やドラッグ問題など、 さまざまな社会問題をテーマにした大野外音楽フェス「THINKING EVOLUTION」の企画立案からオーガナイズまで、 全てにおいて主宰。
コンセプトに共鳴した、イギリスのビッグ・アーティスト、オービタルが来日し、 日本クラブ史上最大の4万人を動員し、なおかつ、最高のバイブだったと、今でも、伝説として語られている。

「THINKING EVOLUTION」のドキュメント動画をYouTubeで観る

THINKING EVOLUTION コンセプト

人類滅亡が叫ばれた時代は終わり、僕たちはこれからも生きていかなければならない。どうせ、生きるのなら、惰性で生きるより、前向きに生きたい。そう、僕たちは進化しよう。例えば、クラブ・カルチャーについて、考えてみよう。サウンドシステムの音質の進化は必須条件だ。もう、ドラッグでトリップしている時間はない。今、僕たちの身の周りは切実な問題で溢れている。例えば、毎日、大量に発生しているごみは、燃やすと発ガン性があり、環境ホルモンでもあるダイオキシンが発生する。日本では、リサイクルもうまくいってはいない。例えば、デジタルに溺れている日常生活を客観的に見てみよう。100年前、電気が発明され、明るい未来の象徴として称えられた電気は、二つの世界大戦に大きく加担した。当時の電気は、今のデジタル革命とあまりにも状況が似ていないだろうか。そう、今、大事なのは、社会の進化に劣らない、僕たち自身の意識の進化なのだ。もう、ぐずぐずしている暇はない。僕たちの進化について考えよう。
THINKING EVOLUTION!! 6月4日が、その第一歩だ!!

THINKING EVOLUTION

「THINKING EVOLUTION」開催当日、来場者全員に配布された、クラブカルチャー情報月刊誌「FLOOR-net」別冊、さまざまな社会問題に対して警告を鳴らし、話題となった「THINKING EVOLUTION ISSUE」を読む

伝説として語られている、2000年6月4日の
「THINKING EVOLUTION」当日のリポートを読む